披露宴ご祝儀渡し方・タイミング・マナーは?恥をかかない作法とは

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結婚式・披露宴に招待されたら、ご祝儀を準備するのは必要不可欠ですよね。

お祝いの気持ちを込めて渡すものなので、新郎新婦との関係性に合わせて、ご祝儀を正しく準備しましょう

結婚式の前日や当日はバタバタしてしまうので、余裕を持って、前日を迎えるまでには用意しておくことが重要です。

また、ご祝儀の渡し方やタイミング、マナーを正しく理解していないと、せっかくのお祝いの席が台無しになってしまう可能性があります。

ご祝儀を渡すタイミングについても、新郎新婦との関係性によって異なるので、その違いを正しく理解しておきましょう。

ここでは、披露宴でのご祝儀の渡し方とタイミング、マナーなどについて、詳しく見ていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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ご祝儀の渡し方とタイミングに違いはあるの?

ご祝儀を渡すタイミングといえば、結婚式に参列する前に、受付をしている場合に渡すのが一般的ですよね。

ほとんどの参列者の場合は、受付のタイミングでご祝儀を渡せば問題はありません

しかし、新郎新婦との関係性や、披露宴での役割によっては、ご祝儀を渡すタイミングが異なる場合があります。

例えば、新郎新婦の親族である場合には、友人や同僚などとは異なり、新郎新婦同様、招待客を「もてなす側」になります。

遠方に住んでいてなかなか会えないという場合や、仕事で都合を作るのが難しいという場合など、やむを得ない事情がない限りは、ご祝儀は事前に渡しておくようにしましょう。

また、結婚式当日に受付を担当する方は、新郎新婦に代わって、招待客のご祝儀を回収する役割を担っていますよね。

そのため、受付が始まってしまうと、自分のご祝儀を渡すタイミングがなかなか掴めなくなってしまいます

この場合にも、親族の場合と同様、ご祝儀は事前に渡しておくようにしましょう。

このように、新郎新婦の関係性によって、ご祝儀の渡し方やタイミングは異なります。

それでは、具体的なご祝儀の渡し方やタイミング、マナーについて、詳しく見ていきましょう。

 

 

 

 

 

ご祝儀の渡し方・タイミング・マナーについてご紹介!

ここでは、ご祝儀の渡し方とタイミング、マナーなどについて、ご紹介します。

ご祝儀を渡す時に気を付けるべきマナーとは?

ご祝儀を渡す時に気を付けるべきマナーとは、以下の通りです。

  • ご祝儀袋単体ではなく、袱紗(ふくさ)に入れて持参する
  • 袱紗(ふくさ)の畳み方に注意する
  • 袱紗(ふくさ)の色合いに注意する

それでは、それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

ご祝儀袋単体ではなく、袱紗(ふくさ)に入れて持参する

ご祝儀を準備する場合、新郎新婦との関係性に合わせた金額を包みますよね。

大切なお金をご祝儀袋に包むわけですが、そのままカバンの中に入れて持ち運んでしまうと、袋の端が折れてしまったり、汚れてしまう可能性があります。

せっかくのお祝いの席で、感謝の気持ちを伝えるものなのに、折れや汚れが目立ってしまうと台無しですよね

金封を見せないように、大切なものを保護するためにも、ご祝儀袋は袱紗(ふくさ)と呼ばれる布に包んで持参するのがマナーです。

袱紗(ふくさ)の畳み方に注意する

最近では、ご祝儀袋をそのまま差し込むだけで使える袱紗(ふくさ)も増えてきています。

しかし、布になっていて、包むタイプの袱紗(ふくさ)の場合は、畳み方に注意が必要です。

結婚式などのお祝い事の場合には、左→上→下→右の順に畳むのがマナーです。

逆の手順で畳んでしまうと、弔事の畳み方になってしまうので、注意しましょう

袱紗(ふくさ)の色合いに注意する

ご祝儀袋を渡す場面によって、ふさわしい袱紗(ふくさ)の色合いも異なります。

結婚式などのお祝い事では、赤色や赤紫色、朱色、桃色などの暖色系を使用するのがマナーです。

一方、青色、藍色、鼠色、緑色などの寒色系は、弔事に使用する色合いになります。

そのため、お祝い事の席では寒色系の袱紗(ふくさ)は使用しないようにしましょう。

紫色の場合は、男女共用で弔事にも使えるので、1枚は持っておくと便利ですよ

 

ご祝儀を渡すタイミングについて詳しくご紹介!

ご祝儀を渡すタイミングは、新郎新婦との関係性によって異なると上述しました。

具体的な関係性とは、以下の通りです。

  • 親族の場合
  • 受付を担当する場合
  • その他の招待客の場合

それでは、それぞれの関係性での違いについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

親族の場合

親族の場合は、新郎新婦と同様、招待客を「もてなす側」の立場としての参列になります。

ご祝儀についても、結婚式当日ではなく、結婚式までに新郎新婦に手渡すのが一般的です。

とはいえ、結婚式の直前になると、新郎新婦も準備で慌ただしくなってしまいます。

遅くても、結婚式の1週間前までには新郎新婦に手渡すようにしましょう。

しかし、やむを得ない事情から、事前に手渡すのが難しい場合もありますよね

その場合は、結婚式当日にご祝儀を手渡しても問題はありません。

結婚式当日にご祝儀を手渡すのであれば、以下のようなタイミングになります。

・親族紹介の時に新郎新婦に手渡す
・新郎新婦の両親に預かってもらう
・受付で渡す

どのタイミングで渡すべきかどうかは、事前に新郎新婦に相談しておきましょう。

受付を担当する場合

結婚式当日、受付を担当する方は、受付が始まってしまうと、次々に来る招待客への対応に追われてしまいます。

忙しさのあまり、披露宴が始まってから、自分のご祝儀を渡すのを忘れていたことに気付く、なんてことも起こりがちです

ご祝儀の渡し忘れを防ぐためにも、受付が始まる前に、自分のご祝儀を出しておきましょう

この時に、名前や住所を書く「芳名帳(ほうめいちょう)」にも記入しておくとスムーズですし、招待客へのお手本にもなるのでおすすめです。

その他の招待客の場合

親族や受付担当の方以外の場合は、受付のタイミングでご祝儀を手渡しましょう。

受付では、時間を取らないように、スマートに済ませることが重要です。

ここで、長々と時間を取ってしまうと、他の招待客の迷惑になってしまいます

そのため、ご祝儀を手渡す際にも、一言のみを添えてサッと済ませるようにしましょう。

 

ご祝儀の正しい渡し方とは?

ご祝儀は、以下のような流れで渡すようにすると、スマートに手渡すことができます。

  1. 袱紗(ふくさ)をカバンから出しておく
  2. お祝いの言葉を伝える
  3. 新郎新婦との関係性と名前を伝える
  4. 袱紗(ふくさ)からご祝儀袋を取り出す
  5. ご祝儀袋を手渡す
  6. 芳名帳に記帳する

それでは、それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

袱紗(ふくさ)をカバンから出しておく

袱紗(ふくさ)は、受付の手前、または、受付に並んでいるタイミングで、カバンから出しておきましょう。

受付では、複数の招待客の対応をするため、受付に到着してから袱紗(ふくさ)を取り出すと、時間がかかってしまい、混雑の原因になってしまいます

受付をスマートに済ませるためにも、事前にご祝儀を手渡す準備をしておきましょう。

お祝いの言葉を伝える

自分の順番が来たら、まず、両家の代表である受付係の人にお祝いの言葉を伝えます。

「本日は誠にありがとうございます。」と、お祝いの言葉を端的に伝えるのがポイントです。

新郎新婦との関係性と名前を伝える

お祝いの言葉を述べた後は、新郎新婦のどちらの関係者であるのかを伝えます。

「新郎(新婦)の友人の〇〇と申します。」と、自分の名前を添えて伝えるのがポイントです。

袱紗(ふくさ)からご祝儀袋を取り出す

挨拶が済んだら、袱紗(ふくさ)からご祝儀袋を取り出します。

ご祝儀袋を取り出すまでの手順は、以下の通りです。

ご祝儀袋の取り出し方
①袱紗の右側を開き、開いた袱紗の端を後ろに折り返して左手で押さえる
②袱紗の下側を開き、開いた袱紗の端を後ろに折り返して左手で押さえる
③右手で袱紗の下側からご祝儀袋を取り出す

ご祝儀袋を手渡す

ご祝儀を袱紗(ふくさ)から取り出した後は、袱紗(ふくさ)を丁寧に畳んで、その上にご祝儀袋を乗せて手渡します。

ご祝儀袋を取り出した後の手順は、以下の通りです。

ご祝儀袋の渡し方
①袱紗の上にご祝儀袋を置き、左手で持つ
②ご祝儀袋の後ろで元通りに畳み直す
③右回しで袱紗ごと回して、ご祝儀袋の正面を相手に向けて差し出す

上記の手順は、折り畳んで包む必要のあるタイプの袱紗(ふくさ)の作法になります。

そのままご祝儀袋を差し込むだけで良いタイプの場合には、畳むのが簡単なので、渡し方の作法だけでも押さえておくと良いでしょう

また、ご祝儀を手渡す際には、「ささやかですが、お祝いの気持ちです」「心ばかりのお祝いでございます」と一言を添えるとスマートです。

事前にご祝儀を手渡している場合には、「お祝いは済んでおります」「お祝いは先日お届けしております」と伝えると良いですね。

芳名帳に記帳する

ご祝儀を手渡した後は、招待客の名前や住所を書く「芳名帳」に記帳をします。

記帳の際には、お祝いの気持ちを込めて、自筆で丁寧に記帳することが重要です。

 

結婚式を欠席する場合の渡し方は?

結婚式を欠席する場合には、親族の場合などと同様、結婚式の一週間前までにご祝儀を渡すのがマナーです。

また、渡し方には、直接手渡す場合郵送する場合とがあります。

新郎新婦に直接ご祝儀を手渡す場合には、遅くても結婚式の1週間前までには渡せるように、予定を調整しましょう

どうしても1週間前までに手渡せない場合には、結婚式が済んでからでも構いませんが、お祝いを贈りたいという気持ちは早めに伝えることが重要です。

一方、ご祝儀を郵送する場合には、新郎新婦の家または実家の住所に、現金書留で送るのが一般的です。

しかし、そのままお金を送るだけでは、お祝いしたいという気持ちが一切伝わりません。

現金書留で送る際には、必ず、お金をご祝儀袋に包んでから現金書留専用の封筒に入れるようにしましょう。

お祝いのメッセージを一言添えて送るようにすると、お祝いしたい気持ちを伝えることができるので、おすすめです

 

 

 

 

 

ご祝儀はマナーを守って、スマートに渡そう!

ご祝儀の渡し方やタイミングは、新郎新婦との関係性によって異なるものの、結婚式当日の受付で渡すのが一般的です。

もし、招待された立場が親族の場合であったり、受付を依頼された場合などは、結婚式の1週間前までに新郎新婦に渡すように心がけましょう

また、ご祝儀を渡す際には、お金をお祝儀袋に包んで渡すものですよね。

これは、ご祝儀に限ったことではなく、新郎新婦がお礼金やお車代を渡す時も同様のことがいえます。

ご祝儀などのお祝い事に関するお金の場合は、お祝いの気持ちを込めた大切な贈り物として、袱紗(ふくさ)で包んで持参するのがマナーです。

ご祝儀を正しく渡すためには、袱紗(ふくさ)の畳み方や作法も押さえておく必要があります。

上記を参考に、ご祝儀を渡すための正しい手順や作法などを身につけて、スマートに渡せるようにしましょう

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